横須賀市の床下調湿対策の無垢フローリング工事と設備交換・外構工事
2021/03/21
今回ご紹介しますのは横須賀市戸建ての無垢フローリング工事と設備交換の現場です。
山を背負った立地のため床下の湿気が多く新建材のフローリングや床下地の劣化が著しかったため、呼吸をすることにより床下に湿気をためないず、30㎜の厚さから高い断熱性も期待できる秋田杉の無垢フローリングをご提案。
設備機器につきましても、セットメーカーのシステムキッチンやキッチンパネルを使用せず、業務用キッチンや壁のタイルなどをお選びいただき、使い勝手の良さはもとよりお客様のイメージにちかいプランとなりました。
また、山のため隣地との高低差が大きく、フェンスを設置していない危険な玄関ポーチと階段に手すりを設置させていただきました。
◆ビフォーアフター
床下地は床下の湿気を止めてしまうべニアを使用せず、本来大引きに直接施工できる根太レスの厚さ30㎜の秋田杉の無垢フローリングを使用しました。
◆設備工事
キッチンの既存タイルはボードごと解体し、給水・給湯・排水はフローリングを張る前に新規配管を行い、立ち上げ配管後にフローリングを張るといった手順になります。
在来浴室で窓の位置が低く、そのままではユニットバスを設置できない事があります。こういった場合にサッシ交換を選択すると外壁も絡んでしまい費用がかかってしまいます。そういった時にはリモデルウィンドウと言って既存サッシの枠にカバー工法で大きさを変えた窓の取付けが可能です。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。
横須賀市の軽量鉄骨造戸建の自然素材改修
2020/12/16
今回は横須賀市の軽量鉄骨造戸建て自然素材改修の現場をご紹介します。
リフォームのテーマとしましては『LDKの拡張』と『断熱性と調湿性を高めた快適空間』および『外壁・屋根塗装』です。
断熱性を高める方法として1階および階段・2階廊下の断熱雨戸ペアガラスサッシの交換(一部インナーサッシ)、内装材として多孔性で断熱効果も期待できる100%自然素材の珪藻土をLDKで使用しました。
なお、樹脂のつなぎを一切使用していない100%自然素材の珪藻土は、室内の湿度を40~60%に調湿するため、季節を問わず体感的にも快適な空間となりました。
また、室内の木部・フローリング塗装につきましては赤ちゅんが舐めても大丈夫な『リボス社のカルデット』を使用、そのほかに10~15年に一度の家のメンテナンスとして外壁・屋根塗装も一緒に施工いたしました。
◆外観
◆内観
【アフター】
LDK以外は新建材のフローリングとクロス仕様です。
◆解体
現調時に床下から取りたい間仕切り壁にブレースが入っていない事を確認し、LDKの拡張をご提案しました。
◆内部下地・収納造作
フローリングはパイン無垢フローリングを既存フローリングに上張りため、床鳴りなどがしないように既存床と根太をビスで締めなおします。
◆サッシ交換
サッシは既存寸法で特注。雨仕舞いとして四方を板金でまわします。
◆珪藻土左官
100%の珪藻土はホームセンターなどで売られている珪藻土と機能性が格段と違います。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。
横須賀市築50年戸建ての耐震補強と自然素材リフォーム
2020/08/06
今回は横須賀市で行った築50年の在来軸組木造住宅の耐震補強と自然素材リフォームをご紹介します。
間取りも大きく変更となるため、総合評点1.0以上の耐震補強も同時に行う自然素材リフォームとなりました。
内装的にはフローリングは厚さ30mmのパインフローリングを使用し、1階居室は珪藻土、水廻りはスイス漆喰を使用。
(2階居室・ウォークインクローゼット)
2階の居室は新建材フローリング・クロス仕様です。
◆耐震補強工事
阪神淡路大震災規模の地震でも倒壊しない総合評点1.0での補強計画となります。
筋交いによる耐力壁を増やし、木と木の接合部に金物を取り付ける補強工事を行いました。
◆梁入れ
間取り変更のため、柱を抜き、柱と柱の間隔が開く場所には新規で梁入れを行います。
参考にしていただけるような施工事例を定期的にアップいたします。
次回も是非ご覧ください。
鎌倉市の風致地区および歴史的風土保存区域内の外装・内装・設備改修工事2
2020/06/15
前回ご紹介しました鎌倉市の風致地区および歴史的風土保存区域内での工事が先月完工しましたのでをご紹介いたします。
◆屋根・外壁塗装
◆台所
◆洗面室
(アフター)
下台のみセット商品を使い、鏡と照明はお客様ご支給品を取り付けました。
◆ユニットバス
◆1階・2階のトイレ
(アフター)
収納については、ご予算の問題で最後まで悩まれていましたが、最終的には1階と2階とも置き方の収納を別途用意される事になり、壁かけの手洗いを別途取り付ける同じ仕様となりました。
◆玄関ホール・階段・廊下
(アフター)
床はパイン無垢フローリングにリボス社の自然素材のクリア塗装仕上げ。
階段はパイン集成材でフローリングと同じリボス社のアルドボスを使用。
壁・天井はクロス仕上げです。
◆リビング・居室
(アフター)
居室は和室を除き全て、パインの無垢フローリングと無垢幅木となりました。
各居室のカーテンレールの受けを余ったパイン集成材を利用して造作しました。
和室はお仕事場になるとの事で、床はクッションフロア仕上げとなりました。
ご参考になりそうな事例を定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。
鎌倉市の風致地区および歴史的風土保存区域内の外装・内装・設備改修工事
2020/04/29
※新型コロナの影響で、お客様が在宅してのリフォームにつきましては取り合えず5月中旬まで延期させていただき、空き家の現場のみ3密に注意しながら作業を進めさせていただいております。
今月初旬より始まった鎌倉市の風致地区および歴史的風土保存区域内での工事をご紹介いたします。
鎌倉市では風致地区や歴史的風土保存区域内の建物の外装を既存の色彩から変更する場合には、新たな色彩(色相・彩度・明度)の届け出と許可が必要になります。また、彩度と明度には制限があり且つ全てつや消しで仕上げなければなりません。つや消し剤を使用すると塗装のもちが悪くなり不経済ですが各建物や自然との調和を守るためには致し方ないのでしょうか?
本日現場に立ち寄った時に現場の横を流れる川を見て思わず撮ってしまいましたが、やっぱり調和は大切かも知れません。
話を戻しますが、今回は鎌倉市に中古戸建をご購入されてのリフォームとなります。
2×4工法の木造住宅のため間取りを変えずに外装・内装・全設備を新しくするといったご要望です。
ワンちゃんもいるため床材と階段材は傷がついても劣化しない無垢のパイン材をお選びいただきました。
せっかくパイン材をお選びいただきましたので棚やカーテンレールを取り付ける受け材にもパインをご要望いただき造作をさせていただきます。
キッチン・ユニットバス・洗面台・トイレ・給湯器などの水廻り設備や壁・天井の内装も一新する事となりました。
◆ビフォー
◆施工状況
次回は完工したブログを更新します。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。