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横須賀市の築80年木組み住宅の土台交換

今月、横須賀市で築80年の木組み構造住宅で土台交換を行いました。
シロアリにより腐食した土台をジャッキアップで浮かせ、L字部分の交換ですが、最近はこういった伝統工法の建物の仕事が珍しいためご紹介します。

漆喰の壁はお客様がセルフビルドされるとの事で土台部分のみの施工となりました。
費用をかけたくないとの要望により、真鍮レールも既存を丁寧に外し再利用です。

◆ビフォー

◆施工

 まずは真鍮レールを折らないように丁寧に外します。

 サポート柱を玄関の鴨居に差込み、油圧式のジャッキで柱を浮かせ、腐食土台を抜き取ります。

 新たなヒノキの土台に防蟻剤を塗り、下端が直接コンクリートに付かないようにアスファルトルーフィングをかまします。

 ヒノキのL字の仕口はホゾを刻み楔ををかませてしっかりと固定。
 (こういった木を刻める大工さんも少なくなりました)

 L字の土台を滑り込ませて、真鍮レールを取り付けて終了です。


 

今後も参考になりそうな事例を定期的にアップいたします。
次回も是非ご覧ください。

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