耐震補強工事とは!
2012/12/14
耐震補強工事とは!
耐震補強工事と言うと『すごくお金がかかりそう』と思われている方が多いのではないでしょうか? 結論から言いますとお金がかかるのは耐震補強工事をするために外壁や内装を壊して復旧させるといった費用なんです。
在来軸組木造住宅の場合の耐震補強工事とは、耐力壁のバランスの良い適性な配置と耐力壁の強化をする訳ですが、耐震補強工事そのものの材料や手間はみなさんが思われているほど高額なものではありません。
家の耐震性を高めるだけが目的であれば室内から天井や床を壊さずに補強工事が行える国土交通大臣の認定を受けた耐震補強材を使用する方法もありますし、大規模リフォームで既存の内装を解体するタイミングで耐震補強工事もしてしまうといった方法もあります。
では、家の耐震性に不安を感じられた方が第一歩としてまずしなければならないのは何でしょうか?
それは、耐震診断により現状の耐震総評点と補強計画を作成させる事からはじまります。 耐震診断では地盤・基礎・柱位置・筋交い位置/厚み/方向・金物の種類・屋根仕上材の種類などを確認します。 そこから現状の耐震総評点を計算しする訳ですが、耐震総評点とは阪神淡路大震災なみの30~40年に一度の大地震に対して倒壊の恐れがあるかないかを数値化したもので、1.0以上が『倒壊しない』といった判断となります。
◆耐震補強案例(その他に壁倍率の計算書と使用金物一覧も合わせて提出いたします。)
耐震診断の結果で耐震評点が1.0以下の場合は補強計画を作成しますが、この際に重要になってくるのが偏心率です。 偏心率とは家の重心と剛心のずれを表します。この偏心率が大きいと地震で家がゆれた際に『ねじれ』が生じて倒壊しやすくなります。 偏心率が小さくなるようにバランス良く筋交いを配置し、柱の引き抜きの力が大きくかかるところにはホールダウン金物なども使い、出来る限り補強箇所が少ない経済的な補強案を作成する訳です。
◆ホールダウン金物 (基礎と土台と柱を緊結しています。)
◆外付けホールダウン金物(外壁側から基礎と土台と柱を緊結しています。)
◆筋交い金物(土台や梁と筋交いと柱を緊結しています。)
実際にはみなさんが考えられているほど面倒な事もなく、耐震診断は半日程度、その後の現況報告と補強案の作成も2~3日でお出しいたしますのでお気軽にご相談ください。
次回もご覧ください。
収納のスペースと内部造作
2012/11/28
リフォームで重要になってくるのが収納のスペースをどう取り、内部はどのような仕様にするかです。
使い勝手は使用される方によって様々なため、お客様ご自身が『何を、何処に収納する』といった具体的なイメージを事前に持ちアドバイザーに相談される事が失敗しない方法です。
収納される物の寸法をしっかりおさえ、出し入れの頻度も合わせて検討しましょう。 また、可動棚などで内部を収納物に合わせる事ができるスペースも造作すると便利だと思います。
ダイニングキッチンを広げる全面リフォームVol.4
2012/10/18
お住みになられながらのN様邸の全面リフォームも1階の完工を迎えました。 次週から生活場所を2階から1階にお移りいただき2階の工事を開始します。
洋室はダイニングキッチンを拡げるために玄関位置を変更したため、トイレの配置を変更し北側に広くなりました。
内装の仕上げは、床が厚み30㎜の秋田杉で壁・天井は100%自然素材の珪藻土です。
間取り変更により洋室からのトイレの動線が長くなってしまうため、洋室と洗面脱衣室のどちらからもご利用いただけるようにいたしました。
壁・天井の内装仕上げ材は高いpHでカビを生息させないスイス漆喰です。

ダイニングキッチンを広げるために増築をご検討されていましたが建ぺい率の問題で出来ないため、玄関位置の変更と廊下の活用により3畳ほど拡げる事ができました。
階段は廊下がなくなったためリビング階段となりました。階段上は次週からの2期工事となります。

次回も是非ごらんください。
ユニットバスと入隅サッシ工事
2012/10/10
こだわりキッチンリフォーム
2012/06/23
今回は今までのセットキッチンの使い勝手にこだわられたシステムキッチンリフォームをご紹介いたします。
◆作業性や効率を考え、現在使用しているセットキッチンとまったく同じ仕様とのご要望をいただきました。 天板のシンクや作業台やコンロの位置、寸法にこだわったプランでご提示。 30年間、作業しなれた環境をカスタムメイドでプランニングしました。
(ビフォー)
(施工過程)
(アフター)
今回はヤマハのキャンペーンで整水器がサービスとなりました。
タイミングによっては色々なメーカーでオプションのキャンペーンをおこなっていますので ご相談ください。


























































