中古戸建ての100%自然素材珪藻土リフォーム
2015/12/03
先週末に完工しました鎌倉市の中古戸建て100%自然素材珪藻土リフォームをご紹介いたします。
築年数の古い中古戸建てをご購入される際に一番気になるのが快適性です。 家の快適性を高めるためには気密性の低い家の断熱性を高めるとともに室内の湿度コントロールが必要になります。
体感温度は湿度に大きく関係します。 海外に行かれると気温は日本よりも高いのに暑く感じないといった話を聞かれたことがないでしょうか? これは夏の時期の日本は湿度が高いため気温以上に暑く感じるといった例です。 逆に冬は乾燥しウィルスが活発となり風邪などがはやるのも日本の気候の大きな特徴です。 そのため湿度コントロールをする事により40~60%の室内湿度を保ち快適性を高める事が必要になります。
湿度コントロールというと何か設備機器で機械的にコントロールしなければとならないと思われる方が多いようですが、実は珪藻土の機能性を活用することにより『より安全に・より経済的に・より長 期間』の調湿が可能で結露対策としても有効です。
今回のリフォームでは省エネ住宅ポイントが終了してしまっているタイミングでもあったため、インナーサッシなどの断熱工事を来年度以降の同制度活用時に延期、100%自然素材の珪藻土を使用することにより室内の調湿と壁の断熱 性能を高める工事を先行して行いました。
珪藻土と言っても内装材として様々なメーカーが商品を出されていますが、私の知る範囲でしっかりとした機能性を持った100%自然素材の商品は2メーカーのみです。 ホームセンターで販売されているものは左官材として使用するための固める材料『つなぎ』に樹脂剤を使用しているため調湿効果はまったく期待できません。 是非お気軽にお問い合わせください。
◆施行中
お客様に色々な左官パターンをご覧いただきお決めいただきます。
左官パターンは珪藻土と空気の接地面積を増や調湿効果を高めるために有効です。
◆アフター
珪藻土に加え、洋室3部屋と廊下・階段の床は衛生面も考えカーペットからフローリングに変更しました。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。
茅ヶ崎市マンションの変形ウッドデッキ造作
2015/09/06
先週完工しました茅ヶ崎市マンションのウッドデッキ造作をご紹介します。
マンションの共用部という事もあり簡単に撤去可能なスノコ的なウッドデッキで、塗装はお客様のセルフビルドとなります。
◆アフター
お客様のご要望により変形のデッキとなりました。
◆施工
今回使用する材料はウエスタンレッドシダーです。
基礎パッキンの上に4×4の大引きを造作し、2×6を床板と幕板で使用しました。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。
藤沢市マンションの自然素材リフォーム③ ~完工~
2015/08/18
7月に着工しました藤沢市マンションの自然素材リフォームがやっと完工いたしました。
左官工事後、この湿気の多さで100%自然素材の珪藻土やスイス漆喰の乾燥に1週間かかってしまいましたがお盆前にお引渡しが出来て一安心といった感じです。
東京からお引越しされてくるお施主様にはこれからの湘南の生活を、無垢フローリング材の温かみや経年による味わい深い変化、また珪藻土や漆喰の調湿・断熱効果度による快さを十分に感じていただければと思います。
大工が造作したキッチンカウンター下の収納もお客様のイメージどおりに仕上がりました。
今回の左官パターンはウェーブをコテで押さえたパターンをお選びいただきました。
アップにするとこんな感じです。
この左官パターンにより、珪藻土と空気との接する面積を増やすことができるため調湿の機能性もアップするんです。
◆トイレ・洗面室
トイレと洗面室はスイス漆喰です。
強アルカリでカビがはえず消臭効果も高い内装材です。
◆施行中
大工・電気・設備工事が終わると次は内装の左官工事です。
この養生と下地処理がかなり大変です。
下地処理が終わるとやっと左官になりますが、機能性を高めるためには厚く左官する必要がため2段階の工程となります。
器具や玄関網戸の取付けも内装を傷つけないように慎重に行います。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。
茅ヶ崎市のスイス漆喰によるカビ対策リフォーム
2015/08/04
先週、茅ヶ崎市で完工しましたカビ対策・収納造作工事をご紹介します。
もともと湿気の多い地域ということと、間取りにより通気の悪い部屋の湿気だまりにカビが生えてしまうとのご相談をいただきスイス漆喰によるカビ対策工事をご提案させていただきました。
スイス漆喰はPH12.4と日本の漆喰と比べてもアルカリ性分が非常に強くカビが生息できないと言われています。
この強アルカリ性が匂いのもとや有害な有機物を吸着・分解してしまいます。
◆施工
カビに強く調湿効果の高いスイス漆喰を内装材として使用するため、通気の悪い部屋でもクローゼットなどの収納が造作できます。
◆スイス漆喰左官
スイス漆喰の下地処理はカチオン系のアク止めとミネラル下地材の2段階となります。
機能性だけでなく、真っ白な仕上がりが内装の仕上げ材として人気が高い理由です。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。
鎌倉市の小工事てんこ盛り
2015/08/03
先週、鎌倉市で行いました戸建てのリフォームをご紹介します。
今回ご紹介のリフォーム現場は小工事がてんこ盛りです。
いろいろと気になられる点を工事中にもご要望いただき、まとめてみますと以下の内容になりました。
①トイレ改修。(トイレ交換、床・壁・天井の内装、ドアを内開きから外開きに変更)
②洋室の壁・天井の内装。
③各居室のカーテンレール、照明器具、スイッチ・コンセントプレート交換。
④玄関ドアクローザーの交換。
⑤浴室換気扇の交換。
⑥階段下の腐食した軒天の張替え
⑦鉄骨階段の塗装
5日より最後の鉄骨階段塗装となります。
いろいろな職種の職人が入る現場ではローコストで『ついで工事』をお受けできますので是非ご相談ください。
《施工中》
クロスとフロアタイルを施工後にトイレ取り付けとなります。
◆鉄骨階段の軒天張り
ベニアが腐食していたため腐食に強いケイカル板を張りました。
《施工中》
《アフター》
5日にコーキングを行い、鉄骨階段と一緒に塗装します。
定期的にアップいたしますので次回も是非ご覧ください。